ひよこ会が目指すもの
社会福祉法人ひよこ会がめざすもの
ひよこ保育園、こっこ保育園は、働きながら子どもを産み育てたいという親の願いと子どもを健やかに、豊かに育てていきたいという多くの市民の方々のご協力で生まれたひよこ共同保育所から出発しています。共同保育所としての21年間を経て保護者、職員の知恵と力を寄せ合って、よりよい保育の場を実現させるために1989年に社会福祉法人の認可を受け、ひよこ保育園として設立されました。
それから17年後、今度は法人として2つ目の保育園「こっこ保育園」を開園することになりました。この間、私たちの社会と生活は激しく変化し、保育要求ひとつをとってもこれまでの乳児保育、延長保育、一時保育、子育て支援など、現実の親の労働・生活を反映してより多様化してきています。
私たちの保育や運営上の課題が、こうした時代の変化や要求と共に変わっていくのは当然ですが、今の世の中は、大人の都合や便利さ、価値観が優先され、保育の目的に子どもの成長発達を保障する観点がなく、ともすれば、預ける・預かるだけの利用になってしまうような流れがあるように思います。また、子どもたちは「競争社会」の中で大変厳しい時代に生きることを強いられています。保育の世界にも市場原理がもちこまれ、ひとり1人の子どもの思いをしっかり受けとめることが大変難しくなってきています。
私たちは、「くう・ねる・あそぶ」という子どもの成長の三大栄養素をたっぷり蓄えることの出来るあたりまえの保育をめざし、親同士のつながり、親と職員のつながりを強く、太いものにし、子育てを通して、親と職員も共に育ちあい、一緒に保育を創りあげていきたいと考え、「よりよい形、よりよい関係」を目指し、今日に至っています。
ひよこ会の理念
- 子どもたちの豊かな発達を保障し、住民が安心して豊かに暮らせるための地域と社会をめざします
- そのために、地域の様々な福祉要求実現のため、事業をすすめ、願いを同じくする人たちと社会福祉の充実のため運動をすすめます。
- 保護者、職員、理事など法人運営に関わる全ての人たちで民主的な運営をめざします。
保育園の基本方針
- 子どもの全面発達をめざします。
- 働く父母の生活実態に見合った保育をめざします。
- 子育てを園と家庭で共にすすめ、学び合える父母と職員の集団をめざします。
- 地域に根ざした保育園づくりをすすめます。