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”むしゃむしゃの森“って、どんなとこ!?
旧園舎、日永時代に歩いて1kmほど離れた所にある小高い丘の上。子どもたちと毎日自然を求めて散歩しているうちに見つけたのが、今の園舎のあるこの場所だったのです。子どもたちは、この場所を絵本のイメージと結び付けて、”むしゃむしゃの森“と名付けて、探険に出かけ、楽しんできました。
自然あふれるこの森は、子どもたちにとってまさに【宝の森】でした。そんな森に毎日のようには行く事ができず、『こんな、自然あふれる場所がもっと近くにあったらなぁ』という想いが保育士一人ひとりの胸の中に芽生えてきたのです。
そして…新園舎を作るにあたって、『ぜひ、むしゃむしゃの森に引っ越していきたい!』という熱い願いのもと、ここ”むしゃむしゃの森“へと引っ越してきました。夢が現実となった今、保育士はもちろんのこと、子どもたちも、手の届くところにあり、自由に動き回れるここ”むしゃむしゃの森“で、目に入ってくるモノ、感じる風など、あらゆるもの全てを自分の【宝物】にしてきました。ドキドキ、ワクワクを身体いっぱいで味わい、本気になって遊びこむ楽しさや、仲間と一緒に育ち合う喜びを、この”むしゃむしゃの森“で感じることができるのです。
今しか味わうことのできない体験を、思う存分させてくれる”むしゃむしゃの森“。これが私たち”ひよこ“の宝物なのです。
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絵をクリックしてみてください。拡大されます♪ |
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『春はうれしい』
ひよこ保育園の春は、梅の香りと共に訪れます。ポツポツと咲いていく梅の花を見ると、自然と笑顔がこぼれます。それからつくしが顔を出してくると、「こんなに採ってきたよ」「えっどこにあったん?」と盛り上がり、早速玉子とじにして食べます。ほんのり苦い春の味を大喜びで食べる子どもたち。「また採ってこような」と会話が弾みます。
桜の花が咲く頃には、みんな1つずつ進級です。大きくなった喜びいっぱいに、ヒラヒラ落ちてくる花びらを見つめたり、散った花びらを集めて降らし笑顔の子どもたちです。
”むしゃむしゃの森“のあちこちでニョキニョキと伸びていく竹の子は、まるで子どもたちの成長と同じようにすごい勢いで圧倒されます。竹の子のおいしさもよく知っているひよこっ子は、スコップで力を合わせて掘り出すのです。 |
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『夏はたのしい』
梅の実ができると、夏が始まります。ジュースを作って、プールから上がったらみんなで「乾杯!」です。子ども達に負けないぐらい元気なセミの声が響く”むしゃむしゃの森”では、年長さんのセミとり名人が、朝夕に出現します。「あそこにおる!クマゼミ!」あっという間に何匹も捕まえるセミとり名人にセミをもらって、うれしそうな年中・年少さんです。名人を憧れのまなざしで見るめる瞳はキラキラです。
バッタやカマキリもあちこちにいます。プールの前に虫とり、プールから出たらまた虫とりと、毎日たのしく夏を満喫できます。田んぼの方に足を伸ばせば、蛙やザリガニが待っています。捕まえてきた【宝物】を前に「ザリガニは煮干を食べるんやに」、「蛙はハエが大好物やで、捕まえなあかん」と子どもたち。小さい子も水槽の中をじっと見つめてうれしそうです。 |
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『秋はおいしい』
”食欲の秋“と言う言葉がピッタリの”むしゃむしゃの森“の秋はおいしいものがいっぱいです。畑のスモモが熟してくると「カラスより先に食べなくちゃ」と赤ちゃんもかぶりつきます。
柿も大人気で皮ごと食べてしまう子もいます。大きな渋柿がなる木もあり、毎年各クラスでとりあって、干し柿を作ります。皮をむいて作っている最中にも興味津々の子どもたちが、皮をなめて「ウエ〜」と舌を出すのを見て、「ハハハ」と大笑いの保育士たちです。
散歩先では、アケビや栗にも出会えます。すがすがしい空気も、色付いた木々の風景もおいしい秋の散歩。「飛行機だ!」「バイバーイ」と大きな声で手を振ります。落ち葉がいっぱいの道は、ふかふかでとても気持ちがよく、心までやわらかくなります。 |
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『冬はきれい』
”海の見える丘”から見える山が雪をかぶって真っ白になり、冬の真っ青な空に生えてとってもきれいです。ピカピカに光るどんぐりは、見つけるとつい拾いたくなります。小さな手で一生懸命つまもうとする姿は愛しくてたまりません。
まつぼっくり、南天の実、ヤシの実、杉の実も大切な【宝物】です。袋いっぱいに持ち帰って、素敵なクリスマスリースを作ります。
冬の宝石はなんといっても冬苺です。寒い中キラッと輝くつぶつぶを落とさないように採って食べるのは、至福の一瞬です。
「あけましておめでとうございます」散歩先で出会うおじさん、おばさんに挨拶して頭を撫でてもらうひよこっ子。みんなに愛されて今年も一年過ごします。 |
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